【終了】9/5(土) 令和2年度 警察歯科部会講演会のお知らせ【会員向け】


【2020年8月4日 3:41 PM更新】

公益社団法人東京都町田市歯科医師会
令和2年度警察歯科部会講演会のお知らせ

※こちらは本歯科医師会会員向けの専門の講演会になります。

 

「身元確認作業におけるマッチングとは」

日 時 : 令和2年9月5日(土) 午後7時~

場 所 : 健康福祉会館 4階講習室

講 師 : 網干 博文(あぼし ひろふみ)先生

      日本大学歯学部 歯科法医学講座教授

 

抄 録

 身元不明死体の個人識別作業において,歯科情報を担う歯科医師の役割が大きいことはいまさら言うまでもない。国内では2011年に発生した東日本大震災に始まり,集中豪雨による土砂災害など,自然災害が断続的に発生している。このような災害による犠牲者,平時の個別の事案で遭遇する遺体や焼死体,さらには多死社会のなかで増加の一途を辿る孤立死にかかわる遺体などの身元確認作業は,歯科医師にとって個人の社会生活の終焉を宣言するという意味で,また人間の尊厳を護るという人道的な観点からも重要な社会貢献となる。

各地で地震が頻発し,首都圏直下型の大地震や南海トラフ地震の発生も高い確率で想定されている現在,各方面で災害時医療の重要性が叫ばれ,災害を想定した訓練や研修会が全国的に実施されている。われわれ歯科医師も身元確認作業の出動に備え,いざという時に慌てないためには,まずは十分なシミュレーションに基づいた事前の準備や定期的な訓練が必要となる。

今回は,20年ぶりに刷新された東京都福祉保健局発行の“身元確認班のための研修テキスト”をベースに,その変更点や所見照合時に同一性の最終判断の根拠となるマッチングの考え方について概説する。さらに演者が海外で関わった事案をもとに,海外で使用されているICPOのDVI方式による個人識別法についても紹介する予定である。

 

 





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