【2020年8月4日 3:56 PM更新】
令和2年度東京都町田市歯科医師会
学術講演会(医療管理)のお知らせ
※こちらは本歯科医師会会員向けの専門の講演会になります。
拝啓
盛夏の候、会員の先生方に於かれましてはますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
新型コロナウィルス感染症と共存する生活様式にはまだまだ戸惑いもありますが、我々執行部は会員の皆様と共にこの未曾有の災禍を乗り越えていく覚悟でございます。
今回は、歯科医院経営に特化したフィナンシャルプランナーの本間博史先生に講演を賜ります。この窮状を打開する手助けになる講演会だと確信しております。
万障繰り合わせの上ご出席をお願い申し上げます。
敬具
記
日時:令和2年9月12日(土)午後7時~
場所:歯科医師会事務所 及び Webセミナー開催
講師:本間 博史(ほんま ひろし)
演題:With コロナを前提にした医院経営のあり方・やり方
備考:ご参加には事前登録が必要です。
申し込み方法につきましては事務局までお問い合わせ下さい。
■講師紹介:
医療業界専門のファイナンシャル プランナーとして、医科・歯科 150医院を超える開業医の先生をサポート。ライフプランナーとして実績を重ね、資産の運用・管理のコンサルティングも数多くこなす。歯科業界の攻め(マーケティング)と守り(資産形成・リスク対策)を長きにわたりサポートして参りました。掲げる理念は、日本の健康を地域で支える開業医の先生方が「お金の心配」や「お金の不安」「お金の悩み」から解放され、地域医療に専念していただく環境を作るお手伝いをすること。
■演題内容
新型コロナウィルスの影響で下記のように影響を受けた医院さんも多かったことと思います。
◯縮小診療を余儀なくされた
◯休診をすることにした
◯メンテナンスの方には、医院から電話して予約をキャンセルしていただいた。
先日の「新型コロナウィルス感染症に関するアンケート」の結果では、保険点数の減少幅が昨年対比、30%減であるという回答が多く見られました。コロナの影響は長期化すると言われ、売上減の状況が、なかなか回復せず、厳しい経営状態が続く医院が少なくは無いと察します。そして当分は自粛と緩和を繰り返しながら、第2波、第3波と続いていくでしょう。歯科医院もその変化に適応した医院づくりをしないとこの先も常に過度な不安を感じていかなければならなくなります。
具体的には有事が起きても冷静に対処できる環境をつくっておくことです。刻々と状況が変わる中で、院長の心の乱れが最も大きなリスクになります。こういう有事はまずディフェンスを固めて、余裕をもって未来を考えることだと思います。
そのためには・・
◯1年間の固定費(もしくは粗利額)」の現預金を一早く確保する。
◯利益率を高め、縮小や休診でも影響を最小限にする。
そして、スタッフが働きやすい環境をつくりながらこれを満たすには生産性向上しかありません。それには1人当たりの粗利額を最大化にすることです。
例えば月間
・売上 500万円
・粗利 420万円
・医院利益 50万円
・スタッフ 7人(常勤換算)
の医院の場合です。仮に20%生産性が向上すれば医院利益は2.6倍も向上します。つまり、現預金が増えるスピードが2.6倍も高まるのです。また、一時的縮小診療によって30%以上の減収でも赤字にはなりません。
生産性向上に視点をおくとこのようになりますが、単に売上増・患者増に視点を置き続ければ、このようにはなりません。だからこそ、生産性向上なのです。単なる大型(規模拡大)医院の時代は終焉を迎えることでしょう。
そこでwithコロナ時代、生産性向上に取り組むために何をすればいいか?With コロナを前提にした医院経営のあり方・やり方を演習を交えながら考えていきたいと思います。
苦境こそ成長のチャンスです!
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